最終更新日:2021.1.24
執筆者:夫婦問題・離婚カウンセラー
及び 女性相談員 泉谷 美奈子

旦那の行動が怪しい、、、
妻が不倫しているかもしれない、、、
そんな疑惑は抱いているものの、探偵に浮気調査を依頼するのは気が引ける、、、
盗聴器や盗撮カメラを使って自分で証拠をつかむことはできないだろうか?
今、このページを読んでいるあなたは、そんな風に思っているのではないのでしょうか?
ここでは「盗聴・盗撮で浮気の証拠をつかむ方法」や「証拠能力について」「メリット、デメリット」などを詳しく紹介していきます。
「目次」
簡単に盗聴できるアイテム「ボイスレコーダー」「ICレコーダー」

家庭内盗聴や隠し撮りは合法?違法?
妻や夫の「浮気の確認」のために自分の自宅や車などに盗聴器や盗撮カメラを仕掛ける場合には、違法にはなりません。
そもそも不貞行為(不法行為)を行っているかもしれない、妻や夫の不倫を見破るための浮気調査の一環で、隠しカメラで隠し撮りしたり、盗聴して証拠を得るのですから、罪に問われることはないでしょう。
不倫相手や他人の家に許可なく設置した場合には「住居侵入罪」「プライバシーの侵害」
設置した時にものを壊した場合は「器物破損」
電話回線に盗聴器をしかけて傍受した場合は「有線電気通信法違反」「電気通信事業法違反」
となります。
また、探偵に依頼して盗聴器や隠しカメラを仕掛けてもらったとしても「浮気調査のために必要なこと」であり、あなたが自宅に招き入れた場合には「建造物侵入罪に当たらない」というのが一般的です。
【参考情報】
絶対に浮気調査を失敗したくない方へ!
探偵の調査はどこまでが合法?違法な行為はどこから?
自分で浮気調査をしたいと考えている方も犯罪者になりかねない!

巷で売られている盗聴器には受信機が必要で、両方とも買い揃えなければならない、値段もピンきり、使い方も素人には面倒です。
そこで最も簡単に活用できるアイテムとして、ボイスレコーダー・ICレコーダーをお勧めします。
この方法は自分で浮気調査する場合、一番簡単で、確率の高い方法といえます。
値段が安い(5.6千円~)
使い方が簡単
色々な場所に仕込むことができる(室内・車内)
容量、バッテリーの継続時間などを選ぶことができる
タイマー機能(録音開始時間、終了時間)を設定できるものがある
音声起動装置つきのものがある
(マイクが会話や音を感知したときに録音状態にすることができるので、無駄な電池の消費や盗聴時間が短くなり、長時間の会話の保存が可能になる)

自宅や寝室、車内などに小型監視カメラを設置して、パートナーの怪しい行動を監視、録画することができます。
これで不貞行為の証拠が抑えられれば、あなたの浮気調査は大成功となります。
主に盗撮で使われる設置型の小型監視タイプは、2種類に分けられます。
映像・音声を電波で 飛ばして相手に気付かれないように別の場所のモニターでリアルタイムで確認する「電波タイプ」
隠しカメラ本体や内蔵したSDカード等に盗撮した映像・音声を保存して、 後ほどモニターに接続するなどして確認する「録画タイプ」
その他にも、
不倫現場や妻や夫の怪しい行動が押さえられなくても、スマホを操作している画面を背後から隠し撮りして、スマホのパスワードやパターンロックの解除方法を手に入れるなどの活用法もあります。
【参考情報】
自分で浮気調査:スマホ・携帯から浮気を見破る方法!

もともとは、スマホを落としたりなくしたりしたときのために開発された紛失・盗難防止アプリですが、それを使ってスマホを盗聴器や盗撮カメラに変身させることが可能です。
スマホのカメラ機能を遠隔操作して盗撮(写真・動画撮影(前後カメラ可))
マイク機能を遠隔操作して盗聴(音声録音)
保存した写真や音声はメールで自分に転送できる
上記に加えて、遠隔操作で以下のようなことが出来るアプリが出回っています。
GPS機能で位置情報の取得やルートの確認
デバイスのGPSがオフでも起動可能
緊急モードで定期的に位置情報を更新
電話をかける
通話記録の取得
SMS送受信履歴を取得
ショートメール送信
アラームを鳴らす
スクリーンショット
警告メッセージの表示
内蔵メモリやSDカード内のデータ削除
端末のデータのバックアップ
とても便利な(ある意味恐ろしい)アプリですが、「利用者に無断でアプリをインストールして利用する行為」は違法行為となることがあるので、くれぐれもご自身の判断で行うようにして下さい。
ただし、あなたの所有するスマホにインストールして、夫や妻の車や所有物に忍ばせておけば遠隔で盗撮、盗聴することができます。
相手のうそを見抜くことができたり、浮気の証拠取得に役立つかもしれません。
【参考情報】
スマホのアプリを使って自分で浮気調査する方法

盗聴や盗撮で入手した証拠が裁判に与える問題
あなたが盗聴や盗撮によって夫や妻の浮気の証拠をつかみ、慰謝料請求や離婚裁判に持ち込んだとします。
そのとき、自宅や車に隠しカメラやボイスレコーダーを仕掛けての隠し撮りによる映像や音声は、合理的とは認められず、証拠として採用されないケースがあるので注意が必要です。
また、プライバシーの侵害やストーカー行為を受けていたなどと、指摘され反撃を受けることも十分考えられます。
【参考サイト】
弁護士ドットコム|盗撮で逮捕された場合の刑罰や逮捕後の流れと対処法
要するに、盗聴や盗撮で得た証拠は、妻や夫に「浮気の事実を認めさせる」ための証拠としては十分かもしれませんが、
裁判などに出しても、効果はあまりなく、補足材料として扱われることがほとんどということを覚えておきましょう。
しかし、妻や夫が不貞行為を認めた会話を録音した音声などは「自白の証拠」として扱われます。
この場合、浮気相手が否認したとしても、不貞行為に及んだ一方が自白した音声があれば十分な証拠として認められます。
【参考情報】
不倫にはまる男・女の特徴と対策「嘘から浮気を見破る方法」
キス1回でも不貞行為になる?不倫の慰謝料「相場や時効」などを解説

探偵に浮気調査を依頼するよりも費用を抑えることができる。
本人に映像や音声を突きつけて「自白の証拠」を得ることが出来る可能性がある。
(強要、脅迫はしないこと)
1.お金や時間をかけて盗撮や盗聴を行っても、確実に成功するとは限らない
始めは、絶対に浮気してる証拠をつかんでやる!と意気込んでいても、仕事が忙しかったり、お子様がいたり、やることはたくさん。
自分で証拠をつかもうとすると、心も身体もへとへとになってしまいます。
2.バレてしまう可能性がある
あなたが盗聴器や盗撮カメラを使って隠し撮り、夫や妻の浮気の証拠をつかもうとしているのがバレてしまった時、
・そんなに信じることができないのか!と逆切れされる、
・そこまでするのか!あなたの事をストーカー扱い、
・最悪のケースは相手と本気になってしまう、
・もしも浮気していなかった場合には、信頼関係が崩壊して修復困難、、、
あなたの夫や妻が盗撮や盗聴されていることに気づき、今後、バレないように注意をはらうようになってしまうと、探偵に浮気調査を依頼することにしても、不倫の証拠をつかむことが困難になってしまいます。
3.法律的に認められる証拠にはならない可能性が高い
お金や時間をかけて、精神的苦痛を味わって手に入れた盗聴からの音声、盗撮した映像が離婚裁判、慰謝料訴訟などでは合理的とは認められず、証拠として採用されないケースがある。
最も重要なデメリット

自分で盗聴や盗撮を行って夫や妻の不倫している証拠を手に入れることができたとします。
盗聴器、盗撮から得た音声や映像は、あなたの脳裏に焼き付き、あなたが想像している以上のトラウマになってしまう可能性が非常に高いのです。
【参考情報】
不倫相手が気になる!夫や妻の浮気相手はどんな人?
言い逃れできない証拠を突きつけて、反省させ、やり直したい
慰謝料請求して離婚したい
このような場合は、自分で盗聴器、隠しカメラを仕掛けて浮気調査を行うにはとてもリスクが高いのでご注意ください。
浮気をされているのか不安で仕方ない、
言い逃れできない証拠が欲しい、
浮気を認めさせてやり直したい、
慰謝料を請求してさっさと離婚して人生やり直したい、
こんな時は、浮気調査のプロフェッショナルである探偵に依頼して、きちんとした証拠を押さえてもらう方法がベストかもしれません。
【参考情報】
ここまでできる!探偵×浮気調査|方法と内容&マル秘テクニック
どうしても浮気の証拠をつかみたい、という方は、ご相談ください。
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「自分で浮気調査する方法:盗聴・盗撮で不倫を見破る!」をご覧いただきましてありがとうございました。
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